いただいた花籠と花束
ご紹介を頂きました ひらさわ呉服店、平澤建二でございます。
次の映画上映迄の 短時間での ご挨拶をという要望でございますので 概ね３時間５０分いただきます（笑）
私が多くの皆様の前で 【東京大空襲】について語るのは 只今 今回が二度目でございます
一回目は 今から約ふた昔前 私の経営しておりました 信州白馬の古民家宿ライブででした
当代屈指の舞踊家 山田奈々子さんが「イラク反戦」をテーマに踊るご希望に応じた日程でした
当夜観客席は六十畳の大座敷 舞台は板の間三十畳の：異色空間： リハーサルが念入りに行われて
夕方一息入れての お茶飲み話 奈々子さんが「平澤君 私を 皆様に紹介して下さる時間を ゆっくり延長して
以前平澤君から聞いた【東京大空襲】を語って下さらない！」：『イヤー何も 用意をしてないですよ』：
「用意をしてないからいいのよ」：『話の筋道 準備してないですよ』「準備をしてないからいいのよ」：
「東京大空襲の話無しなら・今晩ワタシ踊るの止めて カエロウカナ」と奈々子さんのジョーク交りに脅かされ
その晩、私は父の体験談「三月十日朝の東京大空襲」について語りました 向島から浅草へ渡る駒形橋 言問橋
その次の橋も 惨禍を極め 無残に 亡くなられた方々の 御遺体について語りました
そして本日１２月２０日私が東京大空襲語った映画が上映され【東京ドキュメンタリー映画祭観客賞】を頂きました
さらに今晩 不思議な巡り会わせ 先月 急逝された山田奈々子さんが振付けのモダンダンス公演されます
公演のタイトルが 【蝋燭―ろうそく】という 吉原幸子さんの詩であります
「蝋燭」ろうそくは 私達日本人が 神棚 仏壇の おあかり；として 灯す習俗があります
思い合せると ふた昔前の語りと 本日の受賞は偶然ではなく 私達が生きる大きな輪廻にあるのだと考えます
そして まさに 東京大空襲で亡くられた十万余人の御霊に捧げるべくもう一つの出来事があります
今晩 渋谷さくらホールで山田奈々子さん公演が行われます 出演者が本席におられますので 御紹介いたします 『立ち上がって下さい 根尾さん！石丸さん！お二人は 山田奈々子ダンススタジオの方です』 （拍手）
つづく
コメント